dfn
<dfn> は定義する用語を示します。
- 分類
- フローコンテンツ, フレージングコンテンツ, 知覚可能コンテンツ
- 内包できるもの
- フレージングコンテンツ（<dfn> 要素を含めることはできない）
属性
- title=””
- 定義される用語の指定
定義される用語の指定
title はグローバル属性ですが、HTML5 の <dfn> 要素においては特別な意味を持ちます。
<dfn> 要素に title 属性がある場合、title 属性の値が定義される用語になります。その要素の中も同一の文字列であることが理想ですが、<abbr> 要素を使用した略語や、同じものを意味する別の名称でも構いません。
指定しない
何も指定しない場合は <dfn> 要素内の文字列が定義する用語になります。
<dfn>Cascading Style Sheets</dfn>title を指定
title=”” を指定するとこの値が定義する用語になります。
<dfn title="Cascading Style Sheets">CSS</dfn><abbr> を含む
<dfn> 要素の中に title=”” が指定された <abbr> を唯一含む場合はこの title が定義する用語になります。
<dfn><abbr title="Cascading Style Sheets">CSS</abbr></dfn><abbr> と別の要素を同時に含む場合は <dfn> 内の文字列が定義される用語になります。
<dfn><abbr title="Cascading Style Sheets">CSS</abbr>スタイルシート</dfn>サンプル
HTML
<dfn>Cascading Style Sheets</dfn>結果
標準のスタイルではイタリック体で表示されます。
その他の使用方法
<dfn> 要素を <dl><dt><dd> の説明リストと組み合わせて定義リストとして利用することもできます。
<dl>
<dt><dfn title="Cascading Style Sheets">CSS</dfn></dt>
<dd>HTML や XML の要素をどのように修飾（表示）するかを指示する仕様</dd>
</dl>